生成AIでスクリプト作成工数を7割削減!? 開発の裏側。
弊社のエンジニアたちが生成AIを使って開発コストを大幅に削減した事例を、ご紹介したいと思います。
実はつい先日、あるお客様から「Boxの指定フォルダ配下のフォルダやファイルの一覧を、さくっとリスト形式で出力したい」というご要望がありました。普通ならコラボレーションレポートを使えば良いのですが、どうしてもタイムラグが出てしまいます。お客様としては、もっと素早く出力したいというわけです。
「SimpleKickerを使えば、Boxの操作はほとんどAPIで実現できる」 「スクリプトを書けば、すぐにでも一覧を出力できる」 …などと、ワイワイ社内でやってましたが、正直、並走している案件の多い時期で、なんとか着手に漕ぎつけたところ、実際にかかった工数は、事前の見積もりよりもかなり短かった(7割減)そうです。
なんでも、生成AIを使ったおかげだとか。
確かに、新規開発で小規模、しかもアジャイル開発に近い進め方だったから、生成AIの効果は大きかったみたいです。
プロンプトエンジニアリングに詳しく、生成AIを使ったプログラミングにも慣れてる弊社メンバーが対処しました。
設計書がない中で、実際に動かしながらの手戻りや仕様追加も多かったみたいですが、それでもこの短期間で仕上げられたのは、生成AIのおかげだったようです。
でも、苦労した点もあったみたいです。
「SimpleKickerの仕様は生成AIには知らないから、うまく教えないとね」 「ちょっと複雑な仕様が多くて、生成AIにも理解させるのが大変だったよ」 …なんて言ってました。おかげで無事にお客様のニーズに応えることができました。生成AIを使えば、開発工数を大幅に削減できる可能性があります。使いこなせれば、もっと効率的に開発できるかも。これからの時代、生成AIは欠かせないツールになりそうです。
でも、生成AIですべてが解決するわけじゃありません。
やっぱり、エンジニアの知恵と経験、そしてお客様への想いがあってこそ。そのへんのバランスが、こういう成果につながったんだと思います。 (made with AI)